ウォーターベッド／効果

Effect

体圧分散効果

　ウォーターベットのマットレスは“浮力”により、体の起伏にあわせてジャストフィットします。そのため、体の凸部に対する圧力を分散させ、毛細血管内の血液の流れを妨げず自然体を作ります。しびれが発生しないため,しびれによる寝返りの回数が減少して深い眠りがとれます。この深い眠りにより睡眠時間を短縮させ、体の疲れをとります。またストレッチの為の寝返りは、浮遊環境では容易になります。分圧効果の最たるものとして、寝返りの打てない老人に使用して、床ずれが一切できませんでした。他の専門医療器具と比較しても、最良の結果であったことを、公的機関が発表しております。

温水効果

　ウォーターベットは、ヒーターにより、水の温度を快適にコントロールするため、体温を奪ってしまうというような、エネルギーロスがありません。また、水の特性である“温めにくく、冷めにくい”という要素があるため、一定快適温度を維持しやすく、電気毛布のような温度ムラがでずに、肌の乾操も有りません。そして、ホカホカ暖かいため、冬の冷たいふとんの中に入るというような精神的ストレスもあたえません。また、夏は水温をやや低めに設定すれば、寝汗もかかずに快適に睡眠が取れます。実例をあげれば、米国大学病院において、体温コントロールさえもできない未熟児の保育器に使用し、成長にめざましい効果の有ったことが報告されております。

羊水（胎児退行）効果　　　　

　人間は深層記憶（心理）に、母の胎内で過ごした時を記憶している、といわれております。空腹も無い、安らかに保護されていた、何もストレスのない時間。ほんのりと暖かい水に浮かぶことにより、その深層記憶を呼び戻し、精神的なリラックス、安らぎ、解放感などあたえてくれます。専門的にはセラピストが、患者をリラックスさせるため、ウォーターベットに寝かせたうえ、カウンセリングする等があります。

衛生効果

　近年の、都市生活において、家屋の密閉性から、湿気によるダニ、カビの発生が問題になっております。最近の報告によりますと、小児ぜん息のアレルゲンとして、その90％が寝具の乗り降りによる、ダニ、カビの空中飛散を吸い込むことであると報告されております。この点においてもウォーターベットは、マットレス素材がPVCですので清潔に保ちやすくなります。